子どもの体調不良より困る母の体調不良
子どもたちがGETしてくるインフルエンザ、RS、アデノウイルス、手足口病などに親も漏れなく感染してしまう我が家。それに加えて喉が弱い私は、1・2か月に1度くらいの頻度で喉を痛めて高熱を出し、水を飲むのもつらい1~2日を過ごします。
一人暮らし or 2人暮らしのときなら体調を崩したって、ひとりで静かに寝てればよかった。会社を休めばまるまる寝てられたし、ごはんも買い置きのものがあればそれを食べて、なければちょっと良くなってきたときにコンビニで調達すればよかった。
でも子どもがいると体調なんか崩していられないんですよね。
食べさせにゃならん、お風呂に入れにゃならん、寝かせにゃならん、保育園送迎しなきゃならん(こどもが元気ならば)
そんな中、夫は就業中もしくは出張中で大人は高熱の私一人。ならば己がやるのみ!泣
体調不良時の母の対処法
お迎え~夕食・お風呂の時間帯あるいは朝ごはん~送りまでの時間帯という繁忙期に踏ん張れるように、時間を計算してカロナールなりロキソニンなりを呑み、解熱鎮痛剤の効果が切れる前に事を済ませる。そんなことをここ数年間で何回かやってきました。
でもこれ、精神的にも体力的にもまじでキツイのです。自分しかやる人がいない崖っぷち感&こんなつらい思いをして頑張ってること誰も知ってはくれない孤独感(子どもたちには悟られなくてよいのですが、夫の見えないところで動いてるので夫も知らない。後日談としては聞いてくれるけど、現場のつらさはきっと伝わらない)。
解熱鎮痛剤を呑みながら頑張ると体と心が疲弊
そして回復して、平穏な日常が戻ってきた後に思うのです。
「はあ~私めちゃめちゃ頑張ったな。っていうか解熱鎮痛剤で凌ぐのってなんか間違ってないか?」
本来なら、体調不良の人は寝て、食べられるものを食べて、体の回復に全エネルギーを注ぐのが一番です。でも、夫は毎朝早く出勤していくため、母はそれができません。朝の育児はすべて私の仕事です。そしてそんな感じで過ごしているので、治りも遅くなります。
義母 という救世主
最近引っ越して、義両親宅が車で20分ほどの距離に。そして今回、夫が出張中に喉を痛めて発熱してしまった私は、早めに義母を頼りました。
「すみませんが、今日の夜~明日の夕方まで子どもたちを預かってもらせんか?」
お昼に連絡すると、
「お昼ご飯を食べたら向かいます」
と連絡が!女神様!
そしてあっという間に子どもたちを引き取りに来てくれ、一晩預かってもらいました。
子ども達がいない家は驚くほど静かで1人でぐっすり就寝。すると39度を超えていた熱も翌朝には平熱に。しっかり休むというのは早期回復のために必須だな、ということを実感しました。
親が体調を崩した時のセーフティーネットの構築が必要
親が体調を崩した時にちゃんと休めるシステムを作っておきたいですね。近くに住んでいて関係が良好なら、両親・義両親宅、その他自分の兄弟家族とか、友人家族とか、ママ友家族とか。子どもが安心して一晩過ごせる&親も安心してお願いできるそういう場所を複数持っていると急な体調不良におびえすぎず、心穏やかに暮らしていけそうだなあと思います。
現に、頼れる手段がなかった前の家では、泣く泣く解熱鎮痛剤を呑みながら対処した私は夫にぷりぷりした態度をとっていました。仕事があるのは分かる、分かってるけど、しんどかったよう!夫を責めるのが違うことは分かる!けど何を責めたらいいのだ!体調不良になった私が悪いのか!?みたいな思考に陥っていました…厄介。
友達は少ないし、深い付き合いの友達はもっと少ないけど、こういう時のためのネットワークづくりはやっぱり必要だなあと感じたのでした。